【煮干】いりこ屋
㈲図子商店
代表取締役 図子昌一
- 大正7年 祖父 図子弥一 創業
(煮干)いりこの行商としてリヤカーにいりこを積んで売り歩き始める
当時は、伊吹島へ出向いて直接交渉の浜買いが一般的だったようです。
一俵袋に入った形で運送便で送られてきていました。
祖父は、昔のこちらで言う「へんこつ」頑固な人でした。
祖父、弥一は運転はできなかった、はずですが...
気に入ったお客様には、売掛金を催促せず、そのままというのが
多くあったようで「ちょっとまってよ。今、がんばんりょるけんな!」
という言葉に弱かったそうです。
当時は、冷蔵庫に入れていませんでした。
始めから冷蔵していなかった事と
天日干しである事や劣化の比較対象がなかったことで
商売する事ができていたのでしょう。
どうも、新車を購入したところ
のようですね!
数十年ぶりに東京の遠縁の方が尋ねてきてくれて
懐かしい写真があったので新しく現像して持参してくれました。
おそらく昭和40年前後の写真だと思います。
- 昭和33年に有限会社設立
父 図子実男が代表取締役として二代目を継承
第二次世界大戦で7年間もビルマを中心に外国へ出兵して19歳からの
若い時期を想像もつかないような体験をしたそうです。
そのおかげで私どもの今があるのだということを
逝ってしまってからよく思います。
- 平成3年から 図子昌一が代表取締役として三代目を継承
池田町から車で30分ほど行くと
10kmの沖合いにある島
★ 伊吹島は、その人口の半数以上がいりこ生産に携わるという”煮干(にぼし)の島”です。
『伊吹島近海産』は漁から加工までの一貫生産で、形、味ともに最高級品です。
内海でとれた片口イワシは、その魚質の特性から、充分に乾燥された 煮干(にぼし)に
加工されても身が柔らかく仕上がります。
しかも無添加で仕上げているため食べるいりことしても最適です。
ぜひ、食べてみてください。
現在では、一般の消費者の方々にも当然のように伊吹産とご指名を受けるようになりました。
そのなかでも、良いものをとおっしゃるお客様が増えてきたことも実感しています。
「いや、もっと5㎝ぐらいの、もう少しそろったもの」と当店のお客様とのやり取りも非常に深くなってきたように思われます。
それだけお客様の目が舌が五感が鋭く、厳しくなって来たことをうれしく感じることが多くなってきました。
遠くは関東、から北海道までのお客様に、
お買い上げいただいておりますが
中羽、大羽も食べるいりことして大変喜んでいただいております。
ご期待に応えるべく本当に良いものをお買い求めやすい価格で
お届けできるように
日々、努めて参ります。
図子商店
代表取締役 図子昌一
四国近海産
煮干(にぼし)いりこを手がけて90年
★ 当地は、四国の中心に位置し昔から交通の要所として栄えて参りました。
★ 愛媛にも香川にもまた、高知にも隣り合わせの地理的な要因から
愛媛の川之江、三島、香川の観音寺から煮干いりこ、ちりめん
高知からは、うるめ丸干などが豊富に流通し
★ 山間部である立地からも海産物の中でも塩干物と言われる
塩を入れてゆでられ天日で乾燥された保存のできるものの
需要が今日まで主流になってきました。
★ 鮮魚などの生鮮食品が流通する今日でも
お客様の良品を見る目は厳しく、我々業者もそれによって
育てられ、お客様の満足を追い求めて
今日まで商いをさせていただいております。
★ 祖父の代から私で三代目になります。
伊吹島近海産の「煮干」いりこを販売させていただいて約90年
これからもお客様の信用と満足を追い求めて
商いさせていただきたいと思っています。
★ このサイトでは、お客様一人一人が
目の前に来店していただいていると思いながら
努めさせていただきます。

煮干(にぼし)いりこの入札について
★ 私がこの入札に参加し始めたのは、20年ほど以前からですが、
その当時は、大先輩ばかりで小さくなっていた自分を思い出します。
見つけ締め後にフタをしています。
もちろんその頃は、手書きの入札票でしたから締め切り後、漁連職員が最高値落札者を
目視で選び出していました。発表ももちろん
「ひょうだ1番、....A社」というように読み上げていましたから
口数の多いときなどは、1時間以上かかっていましたし、
こちらもそれを聞いて手書きで写すのですから時間もかかるし間違いも起こる、
大変な作業でした。
今は、電子化され、テンキーで入力しタッチペンで操作するだけ、決定した後は、
それぞれに振り分けられた結果をプリントアウトして確認できるという
便利なシステムになりました。
漁の状況や入札の出来などを店主の日記のコーナーで日々、
UPしていきたいと思っていますのでご期待ください。
★ 煮干(にぼし)いりこの入札は、
共同販売所で漁期の間,,,6月
からだいたい9月、10月まで行われます。
この入札は、電子入札で行われ一斉開票で高値の業者に落札されます。(にぼし)
全国的に知名度のある業者も我々のような小企業も全く対等な立場で参加できる
フェアな取引なのです。
逆に一度に大量仕入れを望む場合は、高値で入札せざるを得ないということになります。
ですから、入札に数多く参加して辛抱強く機会を捉えて、良いものを少しでも
低価格で落札できるようにこの期間は、全力を注ぎ込みます。
この結果が一年を左右することになるからです。
そうして落札できたいりこを直接消費者の方々にお届けすることになります。
こうしてお客様のご期待に応えることが商売の本筋であると思います。
最近の食の不安と煮干(にぼし)漁について
★ 四国近海、特に瀬戸内で水揚げされる海産物は、近年、天候の不順、地球温暖化、
などさまざまな外的要因から漁獲高、魚質において不安、不満の声が多く聞かれます。
それにも増して経済状態の悪化が価格の低下に直結して漁を休んでしまったり、
買い付け業者の経営の圧迫など、ますます、不確定要素を複雑化しているように思われます。
煮干だしという食の基本にかかわるところも大きな変動の波に飲み込まれようとしています。
だしは、基礎、骨格、ベースです。
★ 瀬戸内「伊吹島」近海のカタクチイワシを様々な角度から長いスパンで考えていきたいと思います。
世界中に誇れるこの、瀬戸内海という自然の宝庫を大切にして、子孫に恥じないものを残し続けて行くことが
我々の責務だと思います。
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